漫才の作り方 ~その⑥~「オチ」
「オチ」が決まって1本のネタが完成します。
ネタの最後のボケの部分です!
最後の〆です。
「オチ」は2種類あると思います。
それは、
デザートで終わるか、ラーメンで終わるかの2種類です!
どういうことか説明します。(笑)
まずデザートで終わる「オチ」。
これは、ネタの中盤がものすごく盛り上がってどんどん面白くなって、もっと面白くなって、そして最後はあっさり終わるパターンです。
例えば「居酒屋」のネタ。
店員と客のやりとりでどんどん笑いをとる。
一通り全部ボケ終わって、最後に
「こんな居酒屋どうかな?」
「もうええわ。」
で終わる感じ。
このパターンで終わる場合、中盤から終盤までめっちゃ面白くないとダメです。
じゃないと、「もうええわ。」でオチません。
オチをしっかり落とすためにも、オチ前までしっかり面白くしときましょう。
次にラーメンで終わる「オチ」。
こちらはまず「オチ」を最初から決めておきます。そしてその「オチ」で爆笑をとってネタを終わるパターンです。
例えば「居酒屋」のネタ。
「縄文時代か!」を最後のオチに決める。
そしたら、その「縄文時代か!」のオチになるようなボケを考えて、ネタの後半に入れる。
盛り上げながらも最後はしっかりオチで落とすように持っていく。
最後までこってり美味しいみたいな感じです。
このパターンで終わる場合、オチで爆笑をとって終わりたいので、しっかりネタフリをしてオチの準備をしときます。オチを際立たせる見せ方をしましょう。
どちらの「オチ」が良いかは、ネタによってもやる人によっても違うと思います。
ネタを作るときに、「最後のオチはどうしようかなあ」と考えながら作ってみてください。
オチがデザートの場合は、オチは決めずに笑いをどんどん取っていく。
オチがラーメンの場合は、オチをあらかじめ決めておいて、そのオチに向かってどんどん笑いを取っていく。
オチが決まると最高にカッコいいです!!
みなさんの「もうええわ」がさく裂することをお祈りしています(^^)