「漫才」は人見知りを克服する!!

漫才を大好きになった僕は、変われた。。

あなたはボケタイプ?ツッコミタイプ?

漫才にはボケとツッコミがあります。

 

自分にはどっちが向いてるのだろうと、思ったことはありませんか?

 

人それぞれの性格で、ボケタイプ、ツッコミタイプと分かれてくると思います。

 

例えば普段、友達との会話のやり取りの中で、

 

「そういえば結構友達にツッコんでることが多いなぁ」

 

と思った方はツッコミの方が向いています。

 

「いつもボケを言ったり、周りからツッコミを入れられているなぁ」

 

と思った方はボケの方が向いています。

 

ボケをやってみたい。

 

ツッコミをやってみたい。

 

自分自身でやりたいことって、あると思います。

 

でも、やってみたい事と、向いている事はちがいます。

 

僕自身の例を紹介します。

 

学生時代は、普段友達とのやり取りの中でツッコミをしていることが多かったです。

 

その会話の中で瞬間的に面白いことを言うのは苦手でした。

 

でもツッコミが得意とかそんな気持ちは全くなく、むしろボケタイプだと自分では思っていました。

 

19歳の時に大阪に上京し、いざお笑い芸人になろうと決めたとき、僕は何から始めたらいいのか全然分かりませんでした。

 

とにかく色んな人の漫才を見ようと、DVDを借りてきてたくさん見ました。

 

島田紳助さんが大好きだったので、紳助さんが漫才をしていた時の映像も見ました。

 

これがめちゃくちゃオモシロくて、センス抜群で、しかもカッコよかったんです。

 

つなぎを着て、リーゼントで、不良の兄ちゃんが漫才をするスタイル。

 

一気に紳助・竜介というコンビに惹かれ、

 

「こんな漫才がしたい!!」

 

と思い、自分の漫才のスタイルを勉強していきました。

 

そしてボケは自分がして、相方にツッコんでもらう。

 

しゃべりは自分が進行してボケを入れる。というスタイルになっていったのです。

 

色んな人の漫才を分析しながら勉強をしたおかげで、漫才が段々できるようになっていきました。

 

初舞台では、お客さんに笑ってもらうこともできました。

 

「おもしろいね」と芸人仲間から言ってもらうこともありました。

 

しかし、それなりにしかできませんでした。。

 

他のコンビと比べて圧倒的に爆発力がなかったのです。

 

どうがんばってもその壁は越えれないと思って、芸人をあきらめました。

 

地元に帰ってきて、久しぶりに友達や知り合いに会って色んなことを話していく中で僕は1つのことを思い出します。

 

「あっ、おれってツッコミだったっけ。」

 

今までは自分はこうありたい、こういう芸人でいたいというイメージが強すぎて自分がツッコミをやるなんて全然考えていませんでした。

 

しかし、友達の会話の中でツッコミをやっている方がスムーズに話しが進んでいるなって、実感したのです。

 

ボケをいう時は、あれやこれや考えてましたが、

 

ツッコミだと楽に、スムーズにできていたのです。

 

その時に自分はツッコミタイプだったんだ。と理解したのです。

 

まさか芸人をやめてから気づくなんて。。(笑)

 

人それぞれやりたいことっていうのは、あると思います。

 

やりたいって思うことは大事なので、まずやってみる。

 

そして何か合わないな、

 

なんかうまくいかないなと感じたときに、

 

周りの人に意見を聞いたり、

 

自分のことを見つめなおしてみる。

 

そのときに、こだわりとか全部捨てて。

 

そうすれば自分に向いていることがきっとみつかるはず。

 

自分だけで決めるのは、勘違いだったり、

 

間違いだったりすることもあるので、

 

周りの人の意見を大事にしましょう。

 

自分が何に向いているかがわかることで、

 

今よりずっと「楽」になれるはず。

 

がんばれー!!