漫才の作り方 ~その①~「はじめに。」
漫才をやるうえで大事にしてほしいことは、「自分らしさ」です。
本当の自分を見せることで、お客さんに聞いてもらえるし、やっとウケる準備ができるからです。
自分じゃない、なんか無理しているな、という状態では人の心には届きません。
人の心に届いてから、笑いが生まれます。
笑うか、笑わないかは、そこからその人が決めます。
まずは自分の話しを聞いてもらうために、ウソ無しの本当の「自分らしさ」で勝負しよう!
話すのが苦手な人は、普段友達や家族としゃべっている感じで話すとか。
人見知りの人は、無理に明るいキャラを演じることもないし。
面白い!と思うことはみんな違うんだから、わざわざ合わせようとしなくて大丈夫。
今の自分で、今おもしろいと思ったことを、笑いにしていこう!!
じゃあ、素の自分なら何でも言ってもいいのか?と言われればそうではありません。
人を傷つけるようなこと、人が言われたくないこと、は言ってはいけません。
もちろんネタでいじったりするのもダメです。
人をけなして笑いにするのは笑いではなくイジメです。
自分はそんなつもりで言ったんじゃないのに、、と言っても受け手側がイヤな思いをしていたら、それはアウトです。
もしも、傷つくようなことを言ってしまったら、すぐに謝りましょう。
「ごめんなさい。」と素直に謝ることも大事です。
「笑い」はとっても平和な空間です。
まず自分が温かい気持ちの状態で話すことが、第一歩だと思います。
どーやって面白いことを言うか、、の前にまずは相手を思いやる温かい気持ちで話すことから始めてみてください。
そのうちに、人はどういう時に笑うのかとか、みんながどーやって笑わせているかが見えてくると思います。
「自分らしさ」も分かってくると思います。
まずは一生懸命に自分と向き合おう!!